インフルエンザとは

インフルエンザのイメージ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。
このウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経て発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。
併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻水、咳などの症状も見られます。お子様では痙攣や中耳炎、稀には急性脳症になることもあります。
高齢者や基礎疾患をもつ方では肺炎を併発してしまい、最終的には命に関わるケースも少なくありません。

主な治療法

インフルエンザに罹患したときは、消化に良い食事をきちんと摂取し、安静に過ごすことが基本となります。
初期の治療薬として幾つかのお薬がありますが、それぞれ決められた時期に使用しないと十分な効果が得られません。但し、適切に使用することができれば、熱は2日程度で引き、症状も軽減されるようになります。
なお、発熱などが収まると、すぐに仕事や家事に復帰される方も少なくないようですが、患者さま自身が治ったと考えたとしても感染力が強い状態が続いていることがあります。
症状が出てから5日、熱が下がってから2~3日は、家の中で安静にするようにして下さい。